・旅系の本を探している人
・ひとり旅にお供する本を探している人
一人旅のお供におすすめな本をご紹介したいと思います!
石田ゆうすけさんの
「行かずに死ねるか!-世界9万5000Km自転車ひとり旅」シリーズです!!
この本の良いところは
一緒に旅をしている感覚になるとこ!!
各国の情報をまとめたガイドブックとは違い、
旅の温度が伝わってきます。
旅の楽しさや苦労を一緒に味わえます。
ぜひこの機会に手に取ってみてもらいたいです。
Contents
【行かずに死ねるか】ってどんな本?
【行かずに死ねるか】は合計3冊!
①行かずに死ねるか!-世界9万5000Km自転車ひとり旅-
②いちばん危険なトイレといちばんの星空-世界9万5000Km自転車ひとり旅Ⅱ-
③洗面器でヤギご飯-世界9万5000Km自転車ひとり旅Ⅲ-
石田ゆうすけさんが実際に行った自転車での世界一周を色んな視点からまとめた本です。
今回はそれぞれ紹介したいと思います!
①行かずに死ねるか!-世界9万5000Km自転車ひとり旅-
おすすめポイント
・世界各地の文化や遺産、生活のことなど色々な話が盛りだくさん
世界一周をスタートからゴールまで時系列にまとめたもの。
各地でのエピソードを中心に、どんな風に世界を周ったのかを知ることができます。
ルート:アメリカ大陸縦断▶︎ヨーロッパ▶︎アフリカ大陸縦断▶︎ユーラシア大陸横断
期間:7年5ヶ月
訪問国数:87ヵ国
パンク回数:184回
これを自転車で行ったなんて凄い…!!
カナダのオーロラ
グアテマラのティカル宮殿
北欧でのサバイバル
マサイ族との勝負
エジプトのピラミッドと赤い満月
タイトルだけでも惹きつけられます。
そして何よりも、石田ゆうすけさんの丁寧な文章によってより、世界一周という壮大な旅を追体験できます。
河は流れが止まり、湖のようになった。広大な水面は鏡のようにピンと張りつめている。音のない世界。パドルをこぐピチャ、ピチャ、という音だけがくっきり浮かび上がる。パドルを止めると、静寂がスッと霧のように降りてきて、世界を包み込む。
-行かずに死ねるか!より一部抜粋,カナダのユーコン河でのカヌー-
目の前に広大なカナダの自然が広がる気がします^^
②いちばん危険なトイレといちばんの星空-世界9万5000Km自転車ひとり旅Ⅱ-
おすすめポイント
・色んな【世界でいちばん○○】がユニークで面白い!!
さまざまな”独断による世界一”をエピソードでつづりながら紹介しようというのが本書である~中略~百パーセントぼくの経験と主観と、そして酔狂で選んでいく。ようするにこれはユーモアである。
-いちばん危険なトイレといちばんの星空より一部抜粋-
「主観」を前提に色んな世界でいちばんがまとまっていて新鮮。
世界一雰囲気のいい酒場
世界一笑えるお札
世界一危険なトイレ
世界一不気味な宿 etc…
とってもユニークな世界選手権。
それぞれの世界一エピソードも最高!!
③洗面器でヤギご飯-世界9万5000Km自転車ひとり旅Ⅲ-
おすすめポイント
・世界各地の食べ物を知れる!
旅の時系列に沿って、その国ごとに食べ物を紹介しています。
しかもこれ、大衆食堂や屋台の食べ物エピソードが中心!!
美味しい食べ物の紹介だけでなく、地元の人も使う大衆食堂や屋台の話がほとんどなので、その土地の生活も見えて読んでいて楽しい!!
屋台の前に行くと、オヤジが汗の粒を顔じゅうに浮かべ、鉄板の上の肉をコテでかき回している。さいの目にカットされた肉は油を飛ばしながら転げまわり、ジュウジュウと賑やかな音を立てていた。
-洗面器でヤギご飯より一部抜粋,メキシコの屋台のタコス-
肉食べたい…!!と完全にお口の中は肉モード。
と、思いきや読み進めていくと…
ふわふわの半熟卵に包まれたウニは、乳脂肪分たっぷりのアイスクリームのように舌の上でとろけていき、甘みと潮の香りをほのかに残しつつ、うたたかのように消えていくのだった~中略~ぼくたちはぐひゃひゃひゃひゃと半分狂いながら、続いてウニ丼に箸を伸ばした。
-洗面器でヤギご飯より一部抜粋,チリのウニ-
こんなん読んだら海鮮食べたくなる~~!!
読んでいる間は口の中が大忙し。笑
まとめ
ぜひこの機会に読んでみて、
世界一周を体験してみてください!!
きっとこれからの旅のわくわく感も高まるはず^^